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気質アップ 激怒する妻に「何だよ突然」いや、気付こうよ!夫・髭黒大将の 和書

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気質アップ 激怒する妻に「何だよ突然」いや、気付こうよ!夫・髭黒大将の 和書

激怒する妻に「何だよ突然」いや、気付こうよ!夫・髭黒大将の激怒する妻に「何だよ突然」いや、気付こうよ!夫・髭黒大将の,源氏物語』(古文)を読んだときの覚え書き_第31帖『真木柱源氏物語』(古文)を読んだときの覚え書き_第31帖『真木柱,makibas3.jpgmakibas3.jpg,源氏物語の玉鬘ってどんな人?性格や容姿、髭黒との結婚を解説源氏物語の玉鬘ってどんな人?性格や容姿、髭黒との結婚を解説,八條忠基 on X: 八條忠基 on X: 閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

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年光東流水(年光東流の水)漢詩文・白楽天

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仙台藩医・木村寿禎の落款

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原本の断層画像写真

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左・真木柱の姫君・右・髭黒大将

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北の方から香炉の灰をあびる髭黒大将

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髭黒大将の背中に灰をあびせる北の方

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中央・真木柱の姫君

令和6年から「源氏物語」の作者・紫式部をモデルにしたNHK大河ドラマ「光る君へ」が放送されております。伴信友(写) 伊勢貞丈『鳴弦蟇目考』享和3年 鳴弦(弦打)蟇目に関する考証書 江戸時代和本(写本)有職故実。

京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「真木柱(まきばしら)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。★A13和本文政11年(1828)栃木古記録「日記(仮題)」1冊/天気/古書古文書/手書き。

原文は「源氏物語・真木柱の巻」として美しく描かれている

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。『伝教大師伝記』(全2巻附録揃/元合本1冊)元禄元年 小川多左衛門刻 最澄伝記 江戸時代和本 天台宗 仏教書 仏書 絵入本。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。建部凉袋(建部綾足)『芭蕉翁頭陀物語 全』寛延4年序 井筒屋庄兵衛刊 江戸時代和本 松尾芭蕉 俳諧 俳句 俳書。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。医学薬資料古文書●明治5年 資生堂創立趣意書2丁 軍医頭 松本順 230610。現在の今上天皇と系譜がつながっている。山本比呂伎『伊吹狭霧天津太諄詞考 全』明治25年 金港堂刊 明治時代和本新潟県小千谷市郷土史料。

 関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。饗庭篁村旧蔵書 岡田挺之(岡田新川)『秉穂録』(全4冊揃)寛政7~11年 永楽屋東四郎刊 江戸時代和本。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。橘守部述 橘冬照撰『助辞本義一覧』(全2冊揃)天保12年須原屋茂兵衛他刊 国学者 国語学書 江戸時代和本 本居宣長批判書。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。【推薦!江戸期木版印刷 絵入多数】源平争乱記等検合戦国武将軍武者絵本浮世絵天皇仏教古書籍歌舞伎大日本歴史骨董品鎌倉幕府弁慶中国朝鮮。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。HH-5500 ■送料無料■ 弓道 弓術 伝書 5冊まとめて 昭和 戦前 写本 絵入り 伊藤甚右衛門幸氏 武道 和書 古本 古書 古文書 レトロ /くJYら。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。1786年 八卦 江戸期 天明6年 237年前 検索: 木版画 木版刷 易経 書経 太極 陰陽学 天文地理 漢籍 漢学 占い 四柱推命 伏羲氏 河図洛書 占筮。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。楠木正成『櫻井之書』寛文元年序刊 江戸時代和本。(資料の記録は下記に掲示)

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。不盡谷口傳(富士谷成章)吉川彦冨・山口高端筆受『かざし抄』(上中下巻 合本全一冊)明和4年序刊 江戸時代和本 国文学 挿頭抄。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。【病因指南】古書 5冊全 和本 現状品。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。『日本文徳天皇実録』(全10巻10冊揃)寛政8年 出雲寺和泉掾 江戸時代和本 平安時代文徳天皇一代記 天皇史 漢文集 編年体。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。(唐)明廣述『金ベイ論私記』寛文5年 中村五兵衛刊 天台宗 仏教書 仏書 江戸時代和本 唐本 漢籍 和刻本。また、各巻ごとの書かれた年については不明。頓阿『井蛙抄』(全6巻合本全1冊)慶安元年 二條通松屋町山屋治右衛門刊(京都)江戸時代和本 南北朝時代の歌人による歌論書纂輯書 和歌文学。従って、応永五年とは、書き始めの年である。並木宗輔作『和田合戦女舞鶴』菱屋治兵衛板 江戸時代和本 人形浄瑠璃正本(丸本)十行本 義太夫節 歌舞伎。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。親鸞『正像末和讃』嘉永元年刊 江戸時代和本 浄土真宗資料 仏教書 仏書。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。草木育種 前・後編。


 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。親鸞聖人 求道の歩み 遠山諦観 昭和13年 浄土真宗 宗教 古書和本古本 戦前 明治大正。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。因伯藩主池田公史略・藩祖池田光仲公祝封三百年記念/鳥取史蹟刊行会/昭和8年/鳥取池田家と岡山池田家・歴代藩主の略歴・地方城主の事蹟。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。姑獲鳥の夏 京極堂BOX 魍魎の匣 魍魎の箱 クリアファイル 黒木瞳 椎名桔平 原田眞人 送料無料。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。★0390和本江戸元治2年(1865)「五家失徳」全1冊/徳川斉昭/水戸/古書古文書/手書き。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。村松三太夫(村松髙直)書簡 赤穂浪士の一人。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。北京景観/中華民国27年/非売品/北京附近略図・天安門・故宮博物院・中南海公園・北海公園・中央公園・天壇・万寿山・玉泉山・万里の長城。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。全国有名神社御写真帖 大正11 皇国敬神会 CGA564。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。清原良業『倭論語』(全10冊揃)寛文9年 尾張屋勘兵衛刊 江戸時代和本 和論語。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。【売切り屋】文保百首 六冊 箱付 文保三年御百首 和歌 連歌 古書和本。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。写真集 満洲国の幻影 支那兵 日中戦争 川島芳子 奉天 新京 抗日 国民党軍 中華民国 汪精衛 蒋介石 関東軍土匪 共産軍 八路軍 総督府 古建築。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。福永武彦・加藤周一・中村真一郎他『マチネ・ポエティク詩集 普及版』1948年 真善美社刊。

 出品した「源氏物語」は真木柱(まきばしら)の内容の要旨
「真木柱の巻」は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。菅原為長編『管蠡抄 博覧古言』(全10巻5冊揃)天明5年 須原屋伊八刊 江戸時代和本 中国古典(唐本漢籍)から要語・名言を抄録 類書。第31帖。■送料無料■ 諸芸人名録 落語 能 狂言 演劇 劇 本 冊子 和本 古書 古文書 /くYUら/HH-349。尚侍(ないしのかみ)として宮廷に出仕を控えていた玉鬘の姫君だったが、その直前に髭黒大将が女房の手引きで強引に結婚することになった。(秋田県)仙北郡史資料 日記部第一輯 (1)茅根氏戊辰従軍日記 (2)中山菁我先生治獄日記 深澤多市 編 謄写 昭和6年。髭黒大将はその後玉鬘の姫君を迎えるために邸の改築に取り掛かる。☆2841和本江戸安永9年(1780)漢詩漢字辞書「増続大広益会玉篇大全」12冊揃い/毛利貞斎/古書古文書/木版摺り。だが、その様子を見た北の方(髭黒大将の正室)は絶望し香炉の灰を髭黒大将に浴びせる。☆E0217和本江戸嘉永5年(1852)実録写本「敵討唱几ケ辻」天地人3冊揃い/古書古文書/手書き/出羽国平鹿郡樽見内村(秋田県横手市)。この事件で完全に北の方に愛想を尽かした髭黒大将は玉鬘の姫君に入り浸り、とうとう業を煮やした北の方の父・式部卿宮は、髭黒大将の留守の間に北の方と子供たちを迎えにやる。白雲堂無相著 塙保己一・屋代弘賢序『連歌百談 連歌茶談』(3冊)文政3-7年刊 中野康章旧蔵 江戸時代和本 連歌書 俳諧書 俳書。明けて新年、相変わらず塞ぎこんでいる玉鬘の姫君に髭黒大将もようやく出仕を許す気になり、玉鬘の姫君は華々しく参内する。★0083和本江戸文政8年(1825)お触れ法律写本「御公儀御議定」下1冊/勝氏酔書/古書古文書/手書き/上総富津岩崎。早速訪れた冷泉帝は噂以上の玉鬘の姫君の美しさに魅了されて熱心に想いを訴え、それに慌てた髭黒大将は退出をせきたててそのまま玉鬘の姫君を自邸へ連れ帰ってしまった。蘆九舎貞山『俳諧其傘』(全3冊揃)元文3年序 蘆九舎蔵板 江戸時代和本 俳諧書 俳書 俳句。


自筆右下四つの印のうち下2つは、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印、上2つは、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。井伊直安『書』短冊〔紙本肉筆〕/越後与板藩 第10代の藩主 直勝系井伊家14代 大名 華族 戊辰戦争では新政府軍方 井伊直弼の三男 新潟県歴史。


原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。完品 森鴎外 大村西崖『審美綱領』(全2冊揃)明治32年春陽堂 初版本 エドゥアルト・フォン・ハルトマン原著「美の哲学」編述書 明治文学。白楽天の有名な漢詩です。秋水茶寮痩菊撰 伊沢蘭軒序 濃淡斎洞水画『牽牛花水鏡』明治32年 三省堂書店/三浦理刊(神田神保町)江戸時代和本(明治刷)朝顔 あさがお。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。広島藩儒【頼聿庵】『書』マクリ〔紙本肉筆真作〕/江戸時代の儒学者 頼山陽の長男 安芸広島藩士 / 古文書 漢詩 まくり。「源氏物語」真木柱の巻の原文中には、「おほつかなき月日も重なりぬるを」とあります。源翁禅師伝及殺生石/昭和2年/井上円了・森林太郎(森鴎外)序/南北朝時代の曹洞宗の僧/総持寺の峨山紹碩に師事し退林寺・泉渓寺を開山。源氏の君が恋する玉鬘の姫君への懐かし想いを記したものです。花彙 草部。現代語訳では、「お逢いしないうちに月日も重なってしまいました」というものです。写本『大久保武蔵鐙 後編』(18巻5冊)文化2年 畑成富写(松本村)江戸時代和本 大久保彦左衛門 三河物語。紫式部が「真木柱」を書くに際し、白楽天の漢詩を読み理解し共鳴していることがよくわかる。1925年 王陽明 傅習録 新学会社 漢文 古籍 唐本漢籍 上下2冊 検索:支那 玉扣 善本 線装 木版刷 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 内府。詳細な理由は下記説明欄に記載。1951年 名家印選 明清 印譜 限定1000部 検索:印章 落款識 印款 金石篆刻 印存 朱印 篆印 雅印 支那 遊印 雅号印 金文 石鼓文 鐘鼎文 呉昌碩。

(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。坪井九馬三・日下寛校訂『大館常興日記 一名公儀日記』(全6冊揃)明治31年吉川半七刊 室町幕府大舘尚氏日記 明治時代和本 大舘常興日記。)

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》
原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。本朝武芸小伝・干城小伝/大日本武徳会/兵法・諸礼・射術・馬術・刀術・槍術・砲術・柔術・日本武芸列伝として最古のものである。白楽天の有名な漢詩です。和本『法華題目鈔和注』全2冊揃 明治16年 谷海淑/著 仏書 仏教 経本 比叡山 法華経 (和本 和書 古文書 写経 唐本。
言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。菊池容斎原画 松本楓湖臨写『菊池容斎翁画譜』明治23年本間光則刊 彩色木版画譜 明治時代和本。


「額縁入自筆原本」

「自筆原本」

自筆右下の2つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。和田幹男編 『古写経大観』大正9年 精芸出版合資会社刊 奈良時代-平安時代の古写経125点掲載 彩色木版画3枚入 仏教美術 仏画。
原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。法然教学の特質と動向 高千穂徹乗 昭和29年 浄土宗 仏教 検)親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。董其昌 翰香館 拓本 法帖 経折本 検索:王右軍 柯羅版 玻璃版 支那 原拓片 北魏碑帖 法書道 印譜 漢籍善本 古墨拓 碑刻石瓦当 金石篆刻 唐本。白楽天の有名な漢詩です。福田栄造編『銅版絵入懐中東京案内 二編』明治10年同盟舎出版刊 明治時代和本 銅版画挿絵多数。



自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。送料込み、江戸時代のポケット和本「松平家履歴・出雲国主履歴」全1巻、本文手書き、終盤数ページ墨汚れ,松江。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。児玉果亭揮毫 田近竹邨序「小坂芝田印譜集」明治43年序 芝田艸堂刊 明治時代和本 落款 篆刻。


《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》

《えおほ(思)す》・・・・さま(様)なるみた(乱)れこと(事)も
うち出させ給はて、やうやうこそはめ(目)なれめ、
とおほ(思)しけり。竹林哲・豊原善作編『机頭小圃/墨窓小品』(全4冊揃)明治13年 青木恒三郎刊 漢詩集/彩色木版画譜 明治時代和本 中国趣味 煎茶趣味。大将はかくわた(渡)らせ給へるをき(聞)ゝ給て、
いとしつ(静)こゝろ(心)なけれは、いそ(急)きまと(惑)はし結ふ。HH-5855 ■送料無料■ 享和2年 荒木流 巻物 伝書 花押 在銘 荒木志摩守 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 和書 古書 古文書 肉筆 /くYUら。
みつか(自)らも、に(似)けなきこと(事)も出来ぬへき身なりけりと
こゝろ(心)うきに、えのとめ給はす、まか(罷)てさせ給ふへき
さま(様)、つきつきしきことつけともつく(作)り出て、
ちゝ(父)おとゝ(大臣)なと、かしこ(賢)くたはかり給てなん、
御いとま(暇)ゆる(許)され給ひける。五穀無尽蔵。「さらは。稀少★新版 橋口五葉集 うすごろも浪花の女 (管理85294516)。物こりして
また出したてぬ人もそある。雪中庵鳳洲(村井鳳洲)他『慶應三丁卯年歳旦』(上下巻揃 合本1冊)江戸時代和本 歳旦帳 連歌 俳諧書 俳書 俳句。いとこそからけれ。大藪茂利編『算盤指南』天保13年序刊 江戸時代和本 そろばん 和算 算数 数学。人より
さき(先)にすゝ(進)みにし心さしの、人に・・・・・《をくれて》


(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。漆器 木竹 螺鈿 図案 文様 紋様 図録 平脱 金銀絵 末金鏤 漱金 透漆 図様 彩漆 原色版 塗金 洒金 装飾 彫塑 蒔絵 沈金 蒟醤 彫刻 堆朱 鎌倉。

(2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。福井藩松平家旧蔵書 浅見絅斎『靖献遺言講義』(上下巻揃)寛延元年 風月堂荘左衛門刊 中国名士列伝 江戸時代和本。


《「源氏物語」真木柱(まきばしら)の巻》
《大雪の日・玉鬘の君の邸に行こうとする大将の装束に香をたく北の方(正室)》

《髭黒大将の北の方、大将に背後から香炉の灰をふりかける有名な場面》

《冷泉天皇、玉鬘の姫君に愛の心情を告白》

《冷泉天皇、玉鬘の姫君に愛の心情を告白、髭黒大将、玉鬘の姫君を宮中から退出させる》

《尚侍の君(玉鬘の姫君)はまったく不都合なことに
なったとお思いになって、
(玉鬘の姫君)「こんなことならもう愛想のよいそぶりはお見せすまい、
男女の間柄というものは、きまってこうしたわずらわしいものだったのだ」
と思うと、もうあとはきまじめにとりつくろって控えていらっしゃるものだから、
帝(冷泉天皇)も思いどおりの》・・・・度を過したお言葉も仰せになれず、
「そのうちだんだんなじんでもらえるだろう」
とおぼしめされるのであった。☆極美☆ラフカディオ・ハーン・ちりめん本5冊セット☆小泉八雲。
 大将(髭黒大将)は、こうして帝(冷泉天皇)がお越しになったことを
お聞きになると、いよいよ心配でたまらず、あわてて尚侍の君(玉鬘の姫君)の
宮中からのご退出をおせきたてになる。f22071802〇宮沢賢治「雨ニモマケズ」詩碑 拓本 岩手県花巻市の「羅須地人協会」跡地に立つ詩碑 高村光太郎の書〇和本古書古文書。当の女君(玉鬘の姫君)も、
(玉鬘の姫君)「このままでは、あってはならぬ事態も生じかねない身の上であった」
と情けなく思っているので、とても落ち着いてはいらっしゃれず、
そこは父君の内大臣などが、退出おさせになるべき手順は、もっともらしい口実を
さまざま作り出し、上手にご配慮になって、やっとお暇を
いただくことがおできになるのだった。LL-5293 ■送料無料■ 弓箭図式 天保14年 江戸時代 弓道 弓術 木版画 絵入り 図録 和書 古書 古文書 /くJYら。帝(冷泉天皇)は、
(冷泉天皇)「そういうことなら仕方がない。装束甲冑図解・附弓剣馬具図解・改版増補・2冊/そのかみの服裝兵具のあるやうをも知らせんの旨意にて往年国学院雑誌に掲げつるものなり。
これに懲(こ)りてもう二度と参内(さんだい)させないと言い出す人があっても困るから。碧川好尚『稽古要略』限定300部 安政3年序刊 江戸時代和本 平田篤胤に師事した国学者による神道論。
なんともつらいことよ。写本 墨妙道人誌『黒色之伝』安政2年 熊谷徳斎写 江戸時代和本 筆跡診断(書き文字性格診断)文字の書き方で吉凶を占う 易占書 占い。誰よりもまずあなたを思っていたのに、先を越されて、
今ではその人の・・・・・《ご機嫌とりに汲々(きゅうきゅう)としているのだからね。信濃英傑 佐久間象山大志伝 上下合本 明治15年 YAA1816。
昔の誰やらの例を引合いに出したくなるような心地がする」
とおっしゃって、帝(冷泉天皇)は、心底から残念なこととお思いあそばす。希少 真珠湾 ブレーク・クラーク 廣瀬彦太訳 鮎書房版 昭和18 古書和本古本 戦前 太平洋戦争 軍事 ミリタリー 旧日本軍。》

備考・髭黒大将の北の方(大将の正室)は、紫の上の異母姉

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。馬・馬術関係の肉筆写本・4冊/馬乗付書・甲冑之巻/唯授之巻/軍馬〇之巻・及川勘左エ門/馬芸流儀始/江戸時代か。




(2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。LL-4549 ■送料無料■ 的射之事 元禄6年 江戸時代 写本 興歳 花押 在銘 弓道 弓術伝書 武道 肉筆 和書 本 古本 古書 古文書 /くJYら。


《The Cypress Pillar(真木柱)》
She did not wish to seem coy, but she was confused at evidences
that he shared certain tendencies with lesser men.
She did not seem very friendly, he was thinking,
but doubtless she would change as time went by.
Higekuro was very restless indeed.
She must go away with him immediately, he said.
Somewhat concerned about appearances herself,
she contrived a plausible excuse with the expert assistance
of her father and others and was at length able to leave.


英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



(2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。HH-5862 ■送料無料■ 享和2年 荒木流小具足 巻物 伝書 花押 在銘 荒木志摩守 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 和書 古書 古文書 肉筆 /くYUら。


《真木柱》
 髭黑大将知冷泉帝玉鬘之事,大担心,
催促玉鬘退出去。石原悌介撰 井上玄長校『蘭薬手引草』弘化2年序 博愛堂蔵板 江戸時代和本 西洋医学書・薬学書 蘭学 蘭方医学。玉鬘也生怕做出人妻所不有的事情来,
在中不能安居,于是便造出必退出的理由来,
再由父内大臣等巧言,冷泉帝方始准退出。完品 加藤健著 川端康成序 藤田嗣治装画『加藤健詩集 記録』昭和16年 創元社刊 初版本 刊行別紙完備。
他玉鬘道:“今朝退出之后,一定有人心生,
不肯再来。☆E0132和本明治13年(1880)写本「会津双桜記(石部桜由来記)」全1冊/古書古文書/手書き。真使我心至。田近竹邨(田近岩彦)『沙園煎茶規』大正4年 熊谷鳩居堂刊(京都)南画家による大正時代の煎茶道・煎茶式大略書。我比人先上,
在却落在人之后,要仰承人鼻息。並木舎五瓶(初代並木五瓶)著『誹諧通言』文化3年序刊 江戸時代和本 洒落本 吉原遊郭ほか花街・遊郭・花魁・遊女に関係する語彙集。


中国訳文の出典:『源氏物語(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)


「真木柱の巻」原本の奥扉(原本番号40-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印
左の写真が「源氏物語」真木柱の巻の末尾(原本番号40-B)の押印。※企救乃濱松 小林愛宕喜寿祝歌集 筑前遠賀郡香月村生福岡県小倉酒造業屋号岩田屋安左衛門氏妻 二條基弘千家尊福下田歌子物集高見等献歌。
写真左下の角印が仙台藩の家紋印(竹に雀)
家紋印の上の2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。淵在寛『陸氏草木鳥獣虫魚疏図解』(全5冊揃)安永8年北村四郎兵衛 中国呉の陸機「毛詩草木鳥獣虫魚疏」図譜 江戸時代和本 博物学 博物画譜。冬姫は内大臣・通誠の養女。浅井了意『鎌倉北條九代記』(全12冊揃)秋田屋太右衛門他刊 江戸時代和本 延宝3年渋川清右衛門版 鎌倉時代・北条執権を記した歴史書。
冬姫は通称。0033820 北越奇談 巻1,3,4,6 4冊(全6冊のうち) 橘崑崙・著 柳亭種彦・校合 葛飾北斎・補画 永寿堂 文化9年。正式な名は伊達貞子。保田光則『装詞打合図・脚結詞打合図』明治35年和歌嬌風会刊(宮城県仙台市)富士谷成章「あゆひ抄」関連。
原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。【古文書】 根津一 松平正直宛書状 上海東亜同文書院 初代院長。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。内山正如編『大正新刻 新義声明大典』大正6年 平間寺出版部刊 大正時代和本。白楽天の有名な漢詩です。■東寺【教王護国寺・夜叉神・御影堂】牛王宝印 3種揃■牛玉宝印 木版 弘法大師 空海 護符 御朱印 真言密教 御朱印 起請文料紙 京都■3。

篆書体右の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・玉映の落款
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。絵図 (城郭図) 山形県 出羽國 山形城 歴史資料 帳仕立て (レターパックライト発送)。
表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。☆E0245和本江戸文久3年(1863)地方行政地方書写本「地方落穂集」6冊揃/古書古文書/手書き。)


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。提燈雛形 初編。


(Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。斎藤彦麻呂『百人一首嵯峨の山ふみ』(全3冊揃)文化13年山田佐助他刊 江戸時代和本 賀茂秀鷹、伊勢貞丈、本居宣長に師事した国学者。筆者は近衛関白政家公。茶湯弊帚記 全六巻・附録巻揃 松尾流茶道 松尾宗二述 享保七年壬寅仲夏序。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。1932年 印譜 1070顆 古代中国 日本所蔵 朱印存 朱肉 印章 古璽 金石 篆刻 拓片 黄庭堅 石濤 書道 封泥 羅振玉 支那 呉昌碩 趙之謙 鄧石如。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。画本拾葉 3冊合本 雪蕉斎 寺井重房 検索:支那 唐本漢籍 書道 唐画譜 朱印譜 落款 木版刷 木刻 印存 金石 篆刻 印社 肉筆 張瑞図 漢文 漢詩。左の写真は、桐壺の巻の奥付。祇園南海『南海先生詩稿 前後二百首』宝暦11年序刊 漢詩集 江戸時代和本 南海先生一夜百首 南海詩稿 一夜百首。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。鉱業家要覧 大正4年 地質学 鉱物学 戦前明治大正 古書和書古本 N。上下2段の花押のうち、上の印は。出羽國亀田藩17代藩主 岩城隆恕 誌『臣 神谷公茂依兵学徳號也 壽寧・文化三年』漢詩書〔紙本肉筆真作〕/大名 詩文 家臣 神谷氏想詩 古文書。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


「自筆の画像断層(MRI)写真」

(出品した自筆の「断層画像写真」(真木柱の巻)MRI 31―30B

「源氏物語」真木柱の巻の絵の資料

下記写真は、髭黒大将の北の方(正室)が大将の香炉の灰を浴びせる画面の絵





「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」



1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。1940年 兵器考 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣 刀術 剣術 範士 兵法 兵書 傳書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。



大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。池村鶴吉編『歌曲の花園』(全4冊揃)明治22年松陽堂 明治時代俗謡集「音曲博士」「義太夫佐和利集」「古今端唄大全」「東都々逸五百題」。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。荷田在満著 甫喜山景雄校『羽倉考』(2冊)明治14年跋 古書保存書屋刊 明治時代和本 江戸中期の国学者/有職故実家。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。賀茂真淵『冠辞考』寛政7年 秋田屋太右衛門他板 江戸時代和本 古事記・日本書紀・万葉集の枕詞辞書 国学者 歌学書。

漢詩文原本自筆上部には、「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。【稀少!明治期多色印刷多数】日本教訓圖集検天皇帝歴史木版画歌舞伎仏教育合戦国武将軍人武者絵本浮世絵入骨董品加藤清正二宮尊徳中国朝鮮。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。★0238和本江戸期有職故実武家故実写本「武家裝束抄」全1冊/古書古文書/手書き/礼法。白楽天の有名な漢詩です。箋注倭名類聚抄・10冊/狩谷えきさい/明治16年/辞書研究史上の白眉・倭名類聚抄を底本とし各項目に和漢の古書を引用して考証を施したもの。紫式部が「真木柱」を書くに際し、「白楽天・漢詩集」の漢詩を熟読したうえで「源氏物語」の「真木柱の巻」を書いていることがわかります。@廬 印譜 上下2冊 検:支那 金石学 篆刻 印学 呉昌碩 原拓本 羅振玉 書道 汪康年 西印社 長尾雨山 印判師 清国 書画 印文 石鼓文 金文。この原詩の言葉の引用は、「真木柱の巻」に用いられていることで広く知られている。種の起源  著・ダ井ン (上・下)2冊揃。紫式部がこの原詩に親しんでいたことがわかる。彩色木版画 1930年 冠帽図會 鎧着用図 礼服 装束着用図 初版 武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀術剣術 兵法 甲冑弓道 支那 武士道 殺人剣。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。土屋鴎涯自筆画帖 大田南畝先生戯吟 歌泉 昭和癸酉(8)年鴎涯筆。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。1923年 旧拓龍門二十品 検索:碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 北魏碑 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 神品。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。滑空訓練の実際 昭和18年 水野毅 建文社  戦前 昭和 戦闘機 飛行機 空軍 日本軍 明治大正。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。『丸山家某家 所藏品入札目録』全328品〔紙本肉筆真作〕/検:鉄斎 刀剣 前茶 桂軸。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。浅野和三郎述『皇道大本の概要』大正9年 大日本修斎会刊(皇道大本叢書) 出口王仁三郎 大本教。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。教行信証と仏教思想 大江淳誠 昭和27年 浄土真宗 仏教 検)親鸞本願寺仏陀空海浄土宗浄土真宗真言宗 戦前明治大正古書和書古本 NF。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。本朝鍛冶考 12冊 鎌田三郎太 藤井利八 寛政 和本 刀。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。曲亭馬琴著 渡辺小華他画『羇旅漫録』(全3冊揃)明治19年 須原鉄二刊 明治時代和本 紀行随筆集 京都・大阪案内。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。中尾堯旧蔵書 村田春海編『契沖法師富士百首』寛政11年序 英栄吉刊 江戸時代和本 詠富士山百首和歌 真言宗の僧・国学者の和歌集。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「年光東流水」(年光東流の水)漢文の篆書印が押捺されている。漢銅印選 私印 検索:石印譜 法書道 金印存 秦篆刻 篆字 落款 雅号印 支那 呉昌碩 朱印 斉白石 張大千 黄易 雅印 趙之謙 鄧石如 羅振玉 官印。言葉の意味は、「時間の流れは東へと流れる川の水のように止まることなく流れてゆく」です。小濱藩儒者奉行 山口春水書状 越前町/次郎兵衛 春水/花押(花押は印)。白楽天の有名な漢詩です。対馬藩主 宗星石『幽蘭修竹圖』掛軸〔絹本肉筆真作〕共箱(二重箱)/経学を亀谷省軒 三島中洲に、画を大倉雨村に学ぶ 南画家 貴族院議員。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。蘆庵一馬撰 静斎英一画『狂歌衣手集 上』天保9年序刊 江戸時代和本 俳諧書 雑俳書 浮世絵師挿絵入 衣手集初篇春之部。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。並木舎五柳綴 歌川国貞画『振袖文様松優染』(2冊)辻岡屋刊 明治時代和本 草双紙/絵草紙 彩色木版画 浮世絵 錦絵。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。佐々木松後述『俳諧いまは昔』天明2年序 橘屋治兵衛 江戸時代和本 田中五竹坊伝 出雲俳人中島魚坊序文 俳諧書 俳書 俳句 連歌 俳諧今者昔。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。松浦詮『床之書』私家版 肥前国平戸藩藩主「東都茶会記」登場の明治時代茶人 茶の湯・茶道・近代茶人史料 床の間飾り 掛軸。


自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。☆E0007和本江戸天明2年(1782)序儒者随筆写本「駒谷芻言」1冊/松村梅岡/古書古文書/手書き。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。堤朝風『千年山御伝略』江戸後期刊 江戸時代和本 徳川将軍・徳川家斉及び徳川家慶家系図 本居宣長に学んだ国学者。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。石川丈山『覆醤集』(上下巻揃 合本1冊)寛文11年林庄五郎開版 漢詩集 江戸時代和本。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。■東寺【教王護国寺・夜叉神・御影堂】牛王宝印 3種揃■牛玉宝印 木版 弘法大師 空海 護符 御朱印 真言密教 御朱印 起請文料紙 京都■2。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。鼻山人著 白水漁人(渓斎英泉)画『廓鑑余興花街壽々女』(全3冊揃)文政9年序刊 人情本 江戸時代和本 遊廓もの 遊女 花街寿々女。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。■ 弘化四年(1846) 東寺【夜叉神】牛王宝印■江戸期 教王護国寺 牛玉宝印 厄難除け 護符 御符 木版 弘法大師 空海 真言密教 御朱印 京都■。撮影後、展示のために再表装をしております。土佐秀信画『増補仏像図彙』(2冊=巻2+巻5)寛政8年 上田卯兵衛他刊 江戸時代和本 仏教美術 仏画集。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。★0259和本明治28年(1895)北海道についての写本「知内大野土佐日記」1冊/雷公神社の19代宮司大野土佐/知内町/アイヌ。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。華照夫人『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕共箱二重箱。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。江戸期 訓蒙図彙 1冊 検索:唐土 武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣 刀術 剣術 範士 兵法 兵書 甲冑 鎧兜 弓矢 弓道 支那 武士道 殺人剣。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。岩鼻県達し 金札通用に付。

寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。●国文学●『頭書古今和歌集遠鏡』全8冊揃 本居宣長著 注釈書 丁字屋平兵衛 江戸刊本●古書 和本。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。送料無料!? 戦前 コロコロ探検隊 島田啓三 昭和24年 当時物 昭和レトロ。額縁は新品です。珂羅版 皇甫君碑 南宋拓本 玻璃版 澄観閣 検:碑帖 墨拓片 原拓 書法帖 北魏碑 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 楷書。

「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。尾崎久彌『甘露堂文庫稀覯本攷覧 全』限定250部 昭和8年名古屋書史会刊 古典籍・江戸時代和本等目録 伊藤孝一蒐集 尾崎久弥。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。一筆庵主人(池田英泉)『人物画譜 全』明治33年又間安次郎刊 絵手本 明治時代和本 木版・銅版併用。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。御義口伝・2冊/日蓮が身延山でいわゆる六老僧の懇願により口述しそれを日興が筆記したもの・法華経に関する日蓮の解釈を内容とする/和装本。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。『異国船年代記』(江戸後期刊)中国船唐船・高麗船など襲来逸話集 江戸時代和本 異國舩年代記 異国舩年代記 蒙古襲来・元寇ほか。

2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。草木錦葉集。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。一条兼良著 松下見林集釈『公事根源集釈』(全3巻3冊揃)元禄7年 村上勘兵衛刊 江戸時代和本 室町時代の有職故実書注釈書。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。劉安編 高誘注 鵜飼石斎訓点『淮南鴻烈解』(全21巻6冊揃)寛文4年 前川権兵衛印行 江戸時代和本 唐本漢籍和刻本 中国漢代淮南王。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。三元秘用 方鑒圖解 月家三元図 九星図説 日要精義大成 検索:和本 刻本 写本写刻 線装本 易学 運命学 運勢 松浦琴鶴 易占家 文雅家 家相図説。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。大西亀太郎『都の花競』明治11年刊 京都の芸者・花魁・遊女名簿 明治時代和本 久保田米僊画遊女図/島原遊郭風景図ほか彩色木版画入。

3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。古文書 書簡 安島帯刀 重国賢兄宛て 水戸藩 家老 安政の大獄 切腹 変名 梅東 歴史資料。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。水戸藩士 納戸役 友部正介自筆稿本『射術尚古録』江戸時代写 友部松里 弓道 弓術 武術書 江戸時代和本(写本)立原翠軒門下。

4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。中華民国 国民大学 中国公学 中国大学 検:張学良 閻錫山 生写真 古建築 支那 胡適之 燕京大学 新文学 国学 唐本漢籍 蔡元培。母は後水尾天皇皇女女二宮。宋拓 嶽麓寺碑 書道法帖 検索:泰山金剛経 支那 朱印譜 法書 金石篆刻 呉昌碩 原拓本 摩崖石刻 董其昌 黄庭堅 趙子昴 珂羅版 玻璃版 米元章。実母は近衛家女房(瑤林院)。☆E0225和本江戸慶応3年の書き入れ「新撰年表」全1冊/佐倉順天堂/清宮秀堅/蘭学/古書古文書/木版摺り。幼名は多治丸。昭和初期 簡易軍用支那語 戦時中品 日本陸軍で実際使用された中国語の借用語本 天津軍司令部が配布した本 歴史的資料!KTU。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。河鍋暁斎・小林聖湖挿絵多数入 中村頼治増補『頭書増補 絵本太平記』(13冊セット)明治16年東京同益出版社刊 一部彩色木版画入。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。日光山十景之画。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。加賀藩史稿・8冊/明治32年/非売品/古記録をもとに旧藩士族に藩祖の偉勲盛徳と当時の家士の言行を偲ばせその実績を明らかにしようとした。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。源空(法然上人)詠 湛澄注『空花和歌集』(全3巻3冊揃)元禄9年 茨城多左衛門 江戸時代和本 仏教書 仏書 浄土宗 京都報恩寺の僧。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。出羽久保田藩士【奥山榕斎】明徳館教授『詩書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/ 本姓:糸井 名:高翼 字:君鳳 通称:九平 / 出羽秋田の士族。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。都路古陽(画)『新様三十六華選』(全2冊揃)昭和61年芸艸堂刊 彩色木版画譜 木版色摺染織図案集。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。「堀紫山宛書簡一括」三浦東圃・久保田金四郎・久保田金僊・小平雪人・川上眉山他 堀成之。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。補任状。


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